小児歯科
お子さまの歯医者嫌いを克服、健康な歯に

生涯を通じて健康な歯を維持するためには、子供の頃からの定期的なケアが大切です。しかし大人でも苦手な方が多いのが歯科医院。お子さまが治療に通うのを嫌がるのは当然です。
当院では女性スタッフが優しく対応、仲良くコミュニケーションを取りながら無理のない、お子さまのストレスにならない治療を心がけています。
「あと1本だから、頑張ろうね」
「よく我慢できたね、偉いなぁ!」
お子さまの歯の健康・定期健診について

噛むことで顎や顔面の発達が促され、筋肉が鍛えられて顎の骨も成長します。脳によい刺激が与えられるので集中力がアップして学力アップにつながります。
顎の骨が正しく成長することで歯が並ぶスペースができて、永久歯に生え変わったときに歯並びがよくなります。
また、しっかり噛むことで唾液が出て食べ物の消化吸収が良好になります。
虫歯や歯肉炎があると、しっかり噛むことができません。そうならないためにも虫歯の治療や定期健診に通うようにしましょう。
お子さまの歯の健康を守るためにできること
●だらだら食べない
だらだら食べると口の中が歯が溶けやすい環境になります。食事をしたら3分以内にブラッシングして歯垢(プラーク)を早く除去しましょう。
生えている途中の永久歯は、磨きにくいので汚れが溜まって虫歯になりやすい状態です。すべて永久歯に生え変わるまでは保護者が必ず仕上げ磨きをしましょう。
虫歯を防ぐフッ素の塗布

生えたばかりの歯はフッ素を吸収しやすいので、日常的にフッ素を使って強い歯に育てましょう。
トレー法
口腔内の大きさに合わせて選んだスポンジにフッ素を塗布し、何回か噛んで時間をおきます。(学童5分・幼児3分。トレーが噛めない小さなお子さまは、歯ブラシでフッ素を塗布します)
- 処置後30分間は飲食・うがいは禁止です。年数回実施します。
シーラント
歯の汚れを機械的に除去したあとに、安全な薬剤(ティースメイト)を使用して、フッ素が歯の溝に接着しやすい状態にします。
フッ素入りのペーストを歯の溝(噛む面、横の面)に流し入れ、可視光線を当てて固めて、ペーストがしっかり入っているか確認します。
- シーラントは、すり減ったりして取れることがあります。
定期健診
お子さまの口の中は生え変わりによって3ヶ月も経つと大きく変わっています。その状態によりブラッシングの仕方が変わります。2~3ヶ月に一度は定期健診を受けましょう。